下腹違和感から発覚まで!子宮筋腫闘病記に見る発見の経緯と術後経過のリアル
子宮筋腫の代表的な症状として語られるのは、出血量が異常に増える過多月経や重い生理痛です。しかし、筋腫が子宮の外側に向かって突き出るように発育する「漿膜下筋腫(しょうまくかきんしゅ)」の場合、子宮内膜を直接刺激しないため、生理の出血量や周期はまったく正常なまま経過することが珍しくありません。貧血の数値すら出ないため、婦人科検診を長年受けていないと発見が大幅に遅れます。
出血を伴わない代わりに現れるのが、周囲の臓器を物理的に押し潰す**便秘・頻尿圧迫症状**です。骨盤腔という限られた空間の中で腫瘤が肥大化すると、前方にある膀胱が圧迫されて蓄尿スペースが奪われ、「日中に何度もトイレに行きたくなる」「夜間に尿意で目が覚める」といった頻尿症状が常態化します。同時に、後方にある直腸が押し込まれることで、慢性的な排便障害やガス溜まりによる下腹部膨満感に悩まされるようになります。
胃腸科で整腸剤を処方されても一向に改善しない頑固な便秘や、泌尿器科で過活動膀胱と疑われた症状の根本原因が、実はグレープフルーツ大に育った子宮筋腫だったという症例は日常診療において頻繁に記録されています。
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