スマホアプリの礼拝時間は日本でズレる?計算方式の違いと正しい確認法を徹底検証
日本国内における礼拝時間の決定打となる拠点は二つ存在する。代々木上原に鎮座する国内最大のモスク東京ジャーミイ・ディヤーナト・トルコ文化センターと、戦後最古の歴史を持つ公益法人日本ムスリム協会である。
東京ジャーミイはトルコ宗務庁(Diyanet)の天文学的研究に基づき、日本の緯度経度に合わせた精密な年間礼拝カレンダーを策定している。彼らが採用するファジュルの計算角度は太陽高度角マイナス18度であり、イシャーはマイナス17度(または地域に応じた安全マージン加算)を基点とする。
一方、日本ムスリム協会が発行する礼拝表も、基本的に世界イスラム連盟(MWL: Muslim World League)の算式をベースとしつつ、日本の気象条件に即した分単位の丸め処理を行っている。
「アプリの時間を盲信してファジュルの礼拝を終えたら、地元のマスジドではまだアザーンすら鳴っていなかった」という事態を防ぐには、国内主要機関がどのパラメータを採用しているかを把握することが不可欠だ。
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