紅白2024椎名林檎&もも共演タイムライン!初対面から本番までを徹底解説
すべての起点となったのは、2024年5月29日にリリースされた椎名林檎の7作目となるオリジナルフルアルバム『放生会(ほうじょうや)』でした。前作『三毒史』から約5年ぶりとなった本作は、7人の女性アーティストを客演に迎えたコンセプチュアルな連作として設計されていました。
そのなかでも、チャラン・ポ・ランタンのボーカル・ももを招いた『ほぼ水の泡』は、跳ねるスウィング感と尖ったジャズロックの質感が絡み合う難度の高い楽曲です。もも特有の、腹の底から響く野太いハスキーボイスと、どこか無邪気でコケティッシュなフレージングは、構築美を極める椎名林檎のボーカルアプローチと鮮烈なコントラストを描きました。
「ももさんの声には、劇場の埃っぽさと天性の華が同居している」。制作段階の関係者証言からも窺える通り、椎名側からの熱烈なラブコールによってこのコラボレーションは幕を開けました。姉・小春とともに独立レーベルを率い、ストリートから世界中のフェスを渡り歩いてきたチャラン・ポ・ランタンの泥臭くも強靭な表現力が、椎名の描く鋭角なポップネスに完璧に合致した瞬間でした。
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