超音波器は効果なし?消費者庁の措置命令から学ぶネズミ撃退の真実を徹底解説
近年では、App StoreやGoogle Playで配信されている「ネズミ撃退アプリ」を利用するユーザーも増えています。スマートフォンのスピーカーから高周波やモスキート音、あるいは天敵の鳴き声(フクロウやタカ、猫の声)を再生し、手元で手軽に対策を試みようというアプローチです。
しかし、スマホアプリ効果はハードウェアの仕様上、極めて限定的です。大半のスマートフォンの内蔵スピーカーは人間の可聴域向けに設計されており、20kHz以上の超音波を十分な音圧(デシベル数)で出力する能力を持ちません。たとえ音圧が十分であっても、指向性の高い超音波は壁、家具、断熱材に衝突すると容易に減衰・遮遮されます。
天敵の鳴き声についても同様です。ネズミは聴覚だけでなく、嗅覚と洞察力に極めて優れた動物です。猛禽類や肉食獣の鳴き声がスピーカーから流れても、捕食者の特有の匂いや実際の攻撃が伴わない空間では、短時間で「姿なき音のイタズラ」であることを見抜いてしまいます。
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ネズミ の 嫌い な 音